楽器の演奏が上達するコツ

楽器を始めて間もない頃は、なかなかうまくいかないことに不安になってしまったり、楽器を長く続けていてもスランプ状態に陥ってしまったり、また、過去に経験のある楽器に再び挑戦してみたもののブランクのせいで感覚が掴めなかったりと、上達しにくい時期が訪れてしまうことは誰にでもあることです。

まずは、大前提としてモチベーションが上がりにくいと感じるような状況であっても練習は続けるようにしましょう。

楽器に慣れて上達するには、まず練習をする必要があります。

しかし、ただ闇雲に練習をするわけではなく、スピードを落としてゆっくり練習を重ねたり、落ち着いて演奏することをお勧めします。

楽器演奏の練習において、ゆっくりと練習を重ねていくことは上達に向かう一番の近道でもあり、ステージで見るような激しさやスピード感を求めてしまいがちですが、地道な練習にどれだけ心を込めることが出来るかが大きなポイントです。

そして、なるべくたくさんの音楽に聴いて、表現のイメージを広げていくことが大切です。

最初から、オリジナルで貫こうとすると現実とのギャップに疲れてしまうので、色んな作品に触れながら、真似をしてみたり、細かい目標を作り、試行錯誤を繰り返していきましょう。

練習がアウトプットであるとするならば、色んな音楽を聴くことでインプットの質を高めていくこととなり、意識を高めておくことによって演奏に対するイメージの幅が広がります。

また、練習をしている過程の途中では、何を意識しているかが演奏の技術に大きく反映されるので、意識をしなくても同じ演奏が出来るようになるまでが練習だと思っておいたほうが良いでしょう。