音楽療法とは?
音楽の持つ様々なパワーを利用しながら、対象者を癒したり悩み事や不安などの改善を促すようにアプローチをする療法を、音楽療法と呼びます。
この音楽療法と呼ばれるのもは、音楽療法士という資格を取得した専門家のみが治療を行うことが出来ます。
対象者の状態に合わせプログラムを作成し、音楽の演奏などを行ったり、音楽の持つパワーをきっかけに心身の発達や機能の維持改善、生活の質を良くするといった手助けする役割りを持つのあるので対象者は幅広く存在します。
音楽は非言語である為、様々な症状を持った人にも受け入れられやすく、特に小さな子供にとって音楽療法は取り組みやすい治療方法となっているようです。
楽器の演奏を行なったり、歌を歌ったり、音楽に合わせて踊ったりなど、音楽を通じて自己表現能力を高めたり、表現することへの苦手意識を減らすよう促したり、音楽を聴くことにより想像力を養ったりする事によって対象者のとっての生き辛さや不安が改善され、日常生活の中での精神的な豊かさに繋がることが期待されるでしょう。
音楽療法は、障害児専門の支援学校や支援施設、デイサービスセンターなどで取り扱われていることが多く、その他にも小児科やリハビリテーション科、精神科といった病院でも音楽療法を受診することが出来るそうです。
施設を選ぶにしても、病院選ぶにしても、音楽療法士が在籍しているのか確認を取ることが必要です。
また、音楽療法を実施する前にカウンセリングを行うことがほとんどである為、学校に通っているお子様の音楽療法を希望する場合は、学校にも相談してみると良いでしょう。